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ギターが自由に弾けるようになる!おすすめ理論教則本【3選】

"自由にギターが弾きたい"

"自由に曲が作りたい"

"自由にアレンジがしたい"

誰もが一度は感じた事があると思います。

この漠然とした悩みってなかなか解決しないんですよね。

私自身も何年も苦しみながら、市販の教則本を漁ったり、ネットを徘徊したりしていました。

しかし、解決までに至る代物にはなかなか出会えませんでした。

その理由としては多くの理論書が知識や理論を正しく記載し教えてくれるものの、

実践でどのように使っていくかを記載していないものが殆どだからです。

知識がついても使い熟せない...

理論を自分のものとして落とし込めない...

その状態に陥ってしまう為に自由に弾くという所まで辿り着けないのだと思います。

そんな悩みに悩み続けた私も必死にこの課題と向き合う事で、

自由に弾けるギターへの糸口となってくれた教則本と出会うことが出来ました。

今回はそんな私の経験から為になったと感じる良書3選を紹介します。

耳と感性でギターが弾ける本 / トモ藤田 (著)

耳と感性でギターが弾ける本 ギター・マガジン [ トモ藤田 ]

価格:2,200円
(2020/6/3 22:35時点)
感想(21件)

“耳を訓練し、感性を育て、弾きたい音を自由に弾く”

という新しいコンセプトの教則本です。

こちらは独学でギターを勉強してきた方が行き詰まって、

成長が止まってしまったと感じた時に手に取って頂きたい一冊です。

練習の向き合い方から、運指、リズムなど基礎となる部分の記述も多いです。

この内容をしっかり自分に落とし込む事でその後の成長速度が変わっていきます。

また、自由に弾く為のコードの考え方が具体的手法と共に記載されています。

理論書で具体的にどのように実践していくか記載があるのは珍しいと感じます。

理論書ではあるものの、理論初心者の私でも理解できない内容はありませんでした。

また、付属CDも実際にレッスンを受けてるような感覚になり聴くでも勉強になります。

ギターを片手にバリバリ練習するというタイプの本ではなく、

読書感覚で読む教則本に近いと思います。

ギター教則本としては珍しくTAB譜が一切出てきません。

逆に言えば、TAB譜に頼ることなくギターが弾けるようになる力が付くとも言えます。

正直言うと、この一冊を読み終えて自由にギターが弾けるようにはなりません。

その代わりに、どのように練習と向き合えば良いか、課題は何なのかが分かる為、

希望を見出だしてくれる一冊と言えます。

3音でギターを制覇するトライアド・アプローチ / トモ藤田 (著)

3音でギターを制覇するトライアド・アプローチ 独学ギタリストのためのロジカル・プラクティス [ トモ藤田 ]

価格:2,200円
(2020/6/3 22:38時点)
感想(4件)

3和音コード(トライアド)を自由自在に弾く事に特化した教則本になります。

コードなら基本的に全部弾けるし必要ないって思う方もいるかも知れませんが、

ただのコードと侮る事なかれ、そのような方にこそ手にして頂きたい一冊です。

この本を読み終えた頃にはコードへの認識が変わっている事でしょう。

コードフォームは覚えるものから"作るもの"という感覚になります。

このトライアドという概念をしっかり理解すると、

ギターフレット上のどこでもコードを作り出せるようになります。

またトライアドを理論からしっかり理解する事が出来れば、

その派生という考え方で4和音やテンションコードなども自分で作れるようになります。

実はこの考え方はギターを自由に弾く上でとても大切な内容です。

例えば、以下のような経験はございませんか?

コード譜を見てもいつも同じパターンでしか弾けない...

アレンジしたいのに出来ない..

フレーズやリフがどのように作られているのか分からない...

これはコードの成り立ちを理解せず、決まった形でしか覚えていない為に起こります。

このような悩みを抱えている方の特効薬になるはずです。

共感された方には是非手に取って頂きたい一冊になります。

ギターが自由に弾ける「メジャー・スケール」の本 / トモ藤田 (著)

こちらは"メジャースケール"つまり"ドレミファソラシドという、

聴き慣れた音階を深く理解することを目的とした教則本です。

教則本の多くはスケールをフレット上にできる形で覚えるよう記載しています。

そこを弾けば曲の中で音を外しませんよという風に教える事が多いです。

しかし、スケールを形で覚えてしまうとkeyが変わると対応が出来なかったり、

ましてやスケールが変わる度に形を覚えなければなりません。

本書ではスケールを形で覚える事はせず、

スケールの響きを覚えて弾きながら形を作って行きます。

自分でスケールをフレット上に作っていくので、

自由自在にギターを操る感覚を実感できると思います。

ギターの弦を跨いだり、フレットを一気に駆け上がったり、

思いのままに"メジャースケール"を弾けるようになりますよ。

『"ドレミファソラシド"を理解したら何になるの?』って方もいるかも知れませんが、

実はこのメジャースケールが数多く存在する他のスケールの基となっている

と言っても過言ではありません。

メジャースケールの構成音を少し変えるだけで、

他のスケールを作る事が出来るからです。

なので、本書のメジャースケールを制する事は、

全てのスケールで自由自在に弾く事に繋がっていくのです。

スケールを勉強したいと考えてる方は本書から初めてみてはいかがでしょうか。

---まとめ---

いかがだったでしょうか?

紹介させて頂いた3冊は内容が1冊1冊異なります。

3冊読んで頂く事でコードやスケールなど幅広い理論を網羅できます。

1冊読んで相性が良いと感じた場合は是非とも3冊とも手にして見て下さい。

お気付きかも知れませんが、この3書とも執筆者が同じで"トモ藤田"氏という方になります。

バークリー音楽大学で講師を勤める程の実力者であり、どの書籍を取っても勉強になります。

特にこの3選はギターを自由に弾く事にフォーカスしており私自身も何度も助けられました。

書物なので手に取る人のレベルや理想によって感じ方は変わると思いますが、

1つ言えることは読み終えた後に必ずフレージングが変わるという事です。

伸び悩んでしまった方...

新しい知識を求める方...

フレージングに変化を求める方...

きっと様々な境遇の方の助けになってくれると思います。

興味が出た方は是非手に取ってみて下さいね。

それでは、ご愛読ありがとうございました。


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