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例え話で音楽を理解し自在に音を操るギター初心者講座【導入編(5)】 -3本弦(パワーコード)に挑戦-

こんにちは。

前回のパワーコードは弾けるようになってきましたでしょうか。

ギター人生を共にするテクの1つなので是非ともマスターしてくださいね。

今回は前回に続きパワーコードに挑戦していきましょう。

キャサリン
え?! それって前回もうやった内容じゃん!!

今回から参加の生徒役:キャサリンです。宜しくお願いします笑。

アニリン
その通り!!でも今回は3本の弦を使ったパワーコードに挑戦するよ!!
キャサリン
うーんと...確か根音と完全5度の2音でパワーコードじゃなかった??
アニリン
正解!! ちゃんと身に付いてるね!! 今日はその話から始めていくよ!!

実はこの表現は少し誤り、パワーコードは2音ではなく2種類の音で構成が正しい表現です。

Cコードで考えてみましょう。CのパワーコードはC(ド)とG(ソ)でしたね。

では、6本の弦を使って、3本の弦がC(ド)の音・残り3本の弦がG(ソ)の音を出したとします。

音は6個でますが種類はC(ド)とG(ソ)だけですね。

これは結果としてC(ド)とG(ソ)しかないので、Cのパワーコードという扱いになります。

例えば、Cコードカレーという料理があるとします。

Cコードカレーはお米(C)とルー(G)の2種類の具材で出来ています。

アニリン
お米100粒とルー100gでも一応はカレーという料理だよね!! もしお米300粒とルー300gにしたらどうなる?
キャサリン
それは.....もちろんカレーでしょ!!

つまり、量が変わってしまっても料理の認識は変わらないですよね。

コードの考え方もこの認識の仕方と同じなんです。

ポイント

コードは出ている音の数ではなく、何種類の音が出ているかによって認識されます。

これは別講座のコード理論のところでも出てくるので頭の片隅に入れて置いてください。

さて、それでは2本弦のパワーコードから3本弦のパワーコードに進化させてみましょう!

Cコードを例に考えてみます。

Cコードカレーはお米(C)とルー(G)の具材でできる料理でしたね。

では、前回の復習でまず、2本弦のCパワーコードを探してみましょう。

C(ド)が5弦3フレット、G(ソ)が4弦5フレットですね。

では、ここからもう1つC(ド)を追加しましょう。

3弦の付近のフレットにC(ド)がないかを探します。

なんと、G(ソ)の真下にC(ド)があるではないですか!! このC(ド)を使ってしまいましょう。

すると、以下のような形になりますね。

次に、Dコードも同じように考えてみましょう。

まず2本弦のパワーコードはD(レ)が5弦5フレット、A(ラ)が4弦7フレットですね。

次にもう一音のD(レ)を探すと、またまたA(ラ)の真下にD(レ)があるではないですか!!

お気付きの方もいらっしゃるかと思います。そうなんです!!

2本弦のパワーコードと同様に3本弦のパワーコードも形が決まっているんです。

つまり、根音の位置さえ分かれば、

根音を基準にこの形を持ってくればパワーコードができてしまうんです。

ちなみに3本弦のパワーコードは、例えば、CコードであればC(ド) G(ソ) C(ド)となりますが、

この1音目のC(ド)と3音目のC(ド)は1オクターブ離れたC(ド)になります。

つまり、同じ音名でも1回り高いC(ド)ということになります。

2本弦と3本弦の使い分けは好みで良いと思います。

但しどちらも使えるようにマスターしておくことをお薦めします。

3本弦パワーコードでも是非お好きな曲で練習してみてください。

本日の講座は以上になります。ありがとうございました!!

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