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例え話で音楽を理解し自在に音を操るギター初心者講座【導入編(8)】 -3本弦に挑戦(マイナーコード)-

こんにちは。

前回のメジャーコードの内容は理解できましたか?

3本の弦なので弾けるかもって希望を持った方もいるのではないのでしょうか。

その出来そうって感覚を大切にしてくださいね。

さて今回はマイナーコードを弾いてみましょう。

実は、前回のメジャーコードの内容を理解できた方なら簡単に熟せてしまうんです。

前回の内容でメジャーとマイナーの違いを説明しましたね。

忘れてしまった方は復習してみて下さい。

ギター初心者講座【導入編(7)】

その違いは3度の音が半音高いか低いかどうかでしたね。

つまり、メジャーコードで弾いた3本弦のうち、

3度音の弦を半音(1フレット)ずらすだけでマイナーコードに作り替えることができるんです。

すごく簡単そうに感じませんか?

例えば、Dコードで考えてみましょう。

Dコードの構成音はD(レ)・F#(ファ#)・A(ラ) でしたね。

3度音はF#(ファ♯)なので半音下げてF(ファ)にして、

D(レ)・F(ファ)・A(ラ) の構成とすればDmコードの完成です。

DコードもDmコードもほとんど一緒ですね。

メジャー/マイナーコードの違いってこの半音(1フレット)だけなんです。

この"殆ど変わらないんだ!!"というイメージを覚えておいてください。

キャサリン
ねー、最初の例はいつものCコードからじゃないの??
アニリン
意外と鋭いね...!!  では、そのCコードを見てみようか!!

Cコードの構成音はC(ド)・E(ミ)・G(ソ)でしたね。

長3度音の音はE(ミ)なので、半音落としてEb(ミ♭)にして、

構成音を C(ド)・Eb(ミb)・G(ソ) とすればCmの完成です。

コードフォームも1弦0フレットを半音ずらして...あれ、できませんね...

そうなんです。このCコードフォームではCmが作れないのです。

仕方がないのでフレットを移動して作れるところを探してみましょう。

しかし、他のコードに比べて随分とフレットが離れてしまいましたね。

フレットが大きく離れてしまうとコード進行が難しくなってしまうので、

そう言うときは弦を2.3.4弦の組み合わせに切り替える事を考えます。

これらのコードの使い方はまた別講義で説明します。

では、同じように他のコードもマイナーコードに変換していきましょう。

さて、ここまでの講義で3本の弦を使ったメジャー・マイナーコードを学んできました。

重ね重ねになりますが、3本の弦と言えどこれは立派なコードです。

まずはこの3本弦コードを使い指のトレーニングをする事をお勧めします。

これを自由に使いこなせるぐらいに指が動けば次に進んで大丈夫でしょう。

次はいよいよ6本弦への挑戦になります。

ここまで頑張ってこれた方なら、今まで挫折してしまった...という方でもきっと大丈夫です。

最後まで一緒に頑張っていきましょう。それでは、今回の講座は以上になります。

ありがとうございました。

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