Course 理論編

例え話で音楽を理解し自在に音を操るギター初心者講座【理論編(7)】-アレンジ・編曲-

こんにちは。

前回は少し濃い内容のソロギター作曲でしたが理解は出来ましたでしょうか?

いきなり出来る必要はないので1曲全部でなくても、

イントロだけ...サビだけ...など少しずつ挑戦してみてください。

さて、今回は作曲に続いて楽曲のアレンジに挑戦してみましょう。

既存の曲に自分のフレーズを加えたいとか、自分だけのソロを作りたいとか、

憧れを抱いた事のある方は結構いるのではないでしょうか?

今回の講座では、その第一歩として単音でのリードギターのフレーズ作成を行います。

では、まず今までの講座の復習です。

アニリン
曲中で使える音の集まりを何て言ったっけ?
キャサリン
えーっと...スケールだよね!!
アニリン
その通り!! 今回はそのスケールを実践で使うという内容だよ!!

忘れてしまった方は以下の講座を復習してみてください。

【理論編(3)】-スケールの考え方-

しかし、スケールを使うためには予め曲のKeyを知っておく必要がありましたね。

キャサリン
いきなりこの曲のKeyは?って言われてもパッとでてこない...

そこで今回は、曲のkeyからスケール音を割り出すのではなく、

曲中で使われてる音を拾ってスケール音を集めるという方法をご紹介します。

どういう事かと言うと、

既存の曲であれば、当然メロディリードギターのフレーズなど存在しますよね。

そして、そのフレーズのほとんどがその曲のスケール音から構成されます。

つまり、既存のフレーズに使われている音は自分のアレンジに使える音であるという事です。

では、その方法を実際に試してみましょう。

例えば以下のような既存のフレーズがあったとします。

聞いた事がある方もいらっしゃるかと思います。

まずは、このフレーズに使われている各音の音名を拾ってみましょう。

参考 ワタリドリ/[Alexandros](イントロ部分)ですね。

C#・E・A・B ですね。

これら音はこの曲のスケール音の一部であるという事になります。

つまり、これらの音名はこの曲のアレンジに使って大丈夫と言う事です。

では、この音を使って自由にフレーズを作ってみましょう。

例えば以下のようなフレーズ作ったのでコード進行に合わせて聞いてみましょう。

TAB譜はこちら...

ちゃんと曲のコードと馴染んだフレーズになっていますよね。

スケール音さえ合っていれば音の組み合わせは自由なので、

自分で作ったフレーズもTAB譜に打ち込んでコード進行と合わせて聴いて見てください。

きっとアレンジの感覚が掴めるかと思います。

今回はイントロのリードギターから音を拾いましたが、

もちろんAメロやBメロなど曲のどこから拾いあげても大丈夫です。

興味のある方は是非音を拾う作業もやってみてください。

また、曲から拾いあげたスケール音からkeyを割り出す事も出来ます。

keyから使えるスケール音・コードを選定する方法もあれば、

逆にこれらの情報からkeyを割り事も可能であるという事です。

アニリン
必要に応じて使い分け不足してる部分が得られるとBESTだよ!!

講座を読み返しながら自分の好きな曲で挑戦して身に付けていってくださいね。

それでは少し濃い内容となりましたが、今回の講座は以上になります。

ありがとうございました。

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