こんにちは。
前回、前々回と3本弦コードの作成を学んできました。
いよいよ今回が最後の3本弦コード作成の講座になりますので乗り切りましょう。


さて、今回は残りの4.5.6弦を使った3本弦コードの作成です。
4.5.6弦は低音域を担当とする弦なります。
正直言うと低音のバッキングはパワーコードの方が主流である為、
こちらの4.5.6弦の3本弦コードはあまり使われないです。
逆に言うとパワーコードしか使えずマンネリ化してしまう時など、
良いスパイスになってくれるかも知れません。

今回も講座の今までと一緒なので、サクッと進めて終わらせてしまいましょう。
さて、3本弦コードは3つのコードフォームがありましたね。
根音が何弦に位置するかで変わりました。
今回の4.5.6弦コードも同様に3つのコードフォームがあります。

このコードフォーム見たことありませんか?
実は3.4.5弦と4.5.6弦のコードフォームは同一なのです。
それでは例題としてCコードを作って確認してみましょう。
Cコード構成音はC・E・Gでしたね。

もう自分だけで出来るって方が多いのではないでしょうか?

前回の3.4.5弦のコードフォームと同じであることが確認できますね。
3.4.5弦のコードフォームをお忘れの方は以下の講座を参照して下さいね。
次にマイナーコードのコードフォームです。

こちらも今までの3弦コードと同様に、
メジャーコードの3度音を半音(1フレット)下げた形になります。
ご自分でも作って確認してみましょう。
以上が3本弦コード作成の内容になります。
3本弦コード【まとめ】
講座4回に渡って3本弦コードフォームを学んできました。
計12個(m含め24個)の形を覚えなければならないので決して簡単ではないと思います。
また覚えられても瞬時に作りだすのは難しいですよね。

その代わりに、この3本弦コードを使う癖を付けて頂きたいです。
音楽を続けていると事あるごとにコード進行を見る機会があります。
その際、この3本弦コードを作ってコード進行を試す癖を付けてください。
使い続ける事でいつの間にか無意識に3本弦コードを作れるようになり、
いずれフレットを自在に使い熟している自分に出会えるはずです。
最後に今まで学んだコードフォームをまとめておきました。
忘れてしまった時はこちらを見て思い出してくださいね。
1.2.3弦メジャーコード

1.2.3弦マイナーコード

2.3.4弦メジャーコード

2.3.4弦マイナーコード

3.4.5弦メジャーコード

3.4.5弦マイナーコード

4.5.6弦メジャーコード

4.5.6弦マイナーコード

それでは今回の講座は以上になります。
ありがとうございました。
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