こんにちは。
前回の曲のkeyとスケールの話は理解できましたでしょうか?
これでメロディやフレーズが格段に作りやすくなったかと思います。
しかし、メロディやフレーズが作れたとしても、
それを乗せるコードがないとなかなか曲にならないですよね。
今回はそのコード(ダイアトニックコード)の話をしていきます。
前回の話でスケールはそのkeyの曲に馴染みやすい音であると説明しましたね。
ダイアトニックコードとはそのコード版です。
ポイント
ダイアトニックコード:そのkeyの曲に馴染みやすいコード群
例え話で、keyをサッカークラブ・スケールをサッカー部員であると説明しましたね。
では、ダイアトニックコードはと言うとサッカー部員の中から集めた小さなグループです。
サッカーで言うところの、ポジションのようなものであり、
部員で集められた小さな一集団だとイメージして下さい。
Key.C ダイアトニックコード

スケールは曲に馴染みやすい音でしたね?
つまり、その馴染みやすい音から作られたコードは当然馴染みやすいコードになります。
これがダイアトニックコードの正体です。
では、具体的にkey.Cにて確認していきましょう。
key.Cのダイアトニックコードは、以下になります。
メモ
C Dm Em F G Am Bm(♭5)
参考 Bm(♭5)はあまり使われる事の無いコードです。

各コードがCメジャースケールから構成されている事がわかりますね。


C Dm Em F G Am Bm(b5)
さて、この音の並び何処かで見覚えがありませんか?
mをとった音名がメジャースケールの音階ですね。
ポイント
メジャースケールの並びで2.3.6.(7)音をmにしたコードがダイアトニックコード
では、key.Dのダイアトニックコードはどうなりますか?
まずDメジャースケールは、D E F# G A B C# ですね。
その2.3.6.⑺音をmにすると、D Em F#m G A Bm C#m(b5 )になります。簡単ですね!!
スケールの音名が分からないって方は以下の講座を復習してみてください。
では、次にマイナーkeyでのダイアトニックコードを見てみましょう。
key.Cmでのダイアトニックコードは以下のようになります。
メモ
Cm Dm(♭5) Eb Fm Gm A♭ B♭
各コードがCマイナースケールから構成されていますね。
メジャースケールと同様にして確認してみて下さい。
こちらもmをとった音名がマイナースケールの音階になっていますね。
ポイント
マイナースケールの並びで1.(2).4.5音をmにしたものがダイアトニックコード
さて、ここまでの講義で曲の中で使えるスケールとコードが理論的に分かってきましたか?
使える音が分かるということは自由にギターを弾くという事に大きく貢献してくれます。
理論をどのように実践に結び付けていくかは実践編の講義で解説していきます。
楽しみにしていて下さい。それでは今回の講義は以上になります。
ありがとうございました。
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